辻󠄀 毅彦

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辻󠄀 毅彦 – Takehiko Tsuji

(1936.12/5~2004.9/29)

2代目窯主。南フランスの田園風景、エーゲの青い海、ドイツの古城や教会などヨーロッパを中心とした各国をテーマに作陶。白磁をキャンパスに線刻という独自の手法を用いる。代表作に聖、鉄仙、鷺シリーズなどがある。日展会員。

【役職】
日展会員
現代工芸美術家協会理事
現代工芸九州会副会長
佐賀県陶芸協会理事

◆略歴

1936年 佐賀県有田町に辻󠄀一堂の長男として生まれる

1955年 県立佐賀工業高機械科卒業後、理研工学株式会社(現:リコー)東京支社へ入社

1957年 横浜造型研究所にて、洋画家・島田章三氏、林敬二氏に師事

1960年 帰郷後、父一堂のもと、作陶活動に入る

1961年 日展初入選 「染付花器『顔』」(以降28回入選~会員委嘱出品)

1966年 日本現代工芸美術展初入選 「白磁花器『潮』」

1970年 三越本店にて、青木龍山、井上萬二、今泉今右衛門、中里太郎右衛門らと「肥前陶芸作家選抜五人展」を開催

1978年 九州山口陶磁展(現:有田国際陶磁展)通産大臣賞「染付果物鉢揃『鉄仙』」

1980年 青木龍山氏らと現代工芸肥前支部(現:現代工芸九州会)を発足

1981年 日展特選 「染錦花器『西陵』」

1981年 日本現代工芸美術展 会員賞

1982年 佐賀県芸術文化賞知事表彰、日本現代工芸美術展 審査員(2001年まで5回)

1983年 井上萬二氏らとニューメキシコ州立大学で技術指導のため渡米

1987年 聖の世界を求め、タイ国へ仏教遺跡取材の旅へ

1988年 ヨーロッパ中心に取材の旅へ

1990年 東京銀座 和光ホールにて個展開催(以降2005年遺作展まで8回開催)

1991年 佐賀県教育委員会より芸術文化功労表彰を受ける

1993年 日展特選(2回目) 「染錦花器『尖塔』」

1994年 日本現代工芸美術展でNHK会長賞を受賞 「染付花器『遥かエーゲ』」

1998年 県政功労者知事表彰(芸術文化)、日展 審査員、

     NHKやきもの探訪「旅を刻む~辻毅彦~」取材放映

1999年 日展会員に推挙

2002年 現代工芸美術家協会理事に就任

2004年 9月29日 永眠(享年67才) 日展に遺作出品 「染付花器『聖~遥か~』」

2005年 東京銀座 和光ホールにて、辻毅彦遺作展を開催

     佐賀県立九州陶磁文化館辻󠄀一堂・辻毅彦回顧展を開催