
辻󠄀 聡彦 – Toshihiko Tsuji
(1965.10/21~)
3代目窯主。主にグラデーションを使い、雨や日本の棚田、アメリカの大自然などをテーマに線刻の技法を使う。広島、福岡、熊本に棚田を描いた陶板壁画を制作。日展20回入選(2016年現在)。九州山口陶磁展(02年に最高賞)など地方展で受賞。現在、全国の百貨店美術画廊にて作陶展(個展)開催。
【役職】
日展会友
現代工芸美術家協会本会員
現代工芸美術家協会九州会常任委員
佐賀県陶芸協会理事
有田陶芸協会理事(事務局長)
佐賀県立有田窯業大学ロクロ成形非常勤講師
◆略歴
1965年 佐賀県有田町に辻毅彦の長男として生まれる
1986年 九州造形短期大学インテリアデザイン科卒業
1987年 アメリカ、ニュージャージー州立フェアレス・ディキンソン大学工業デザイン科修学
1989年 帰郷後、重要無形文化財保持者・井上萬二氏に師事
1991年 父 辻毅彦のもと、聡窯にて作陶活動に入る
1995年 日展初入選 「染錦花器『雨の詩』」 以降20回入選(2016年現在)
1995年 日本現代工芸美術展初入選
九州山口陶磁展(現:有田国際陶磁展)で美術部門・産業部門ダブル受賞
1997年 現代工芸美術九州会展 佐賀県知事賞
2008年 佐賀県展 佐賀県陶芸協会賞(以降数回受賞)
2000年 九州山口陶磁展(現:有田国際陶磁展) 第3位
2002年 九州山口陶磁展(現:有田国際陶磁展)文部化学大臣奨励賞 「染付金彩花器『波立つ』」
2003年 佐賀銀行文化財団新人賞表彰、日本現代工芸美術展 現代工芸賞
2004年 日展会友推挙、ドイツ有田陶芸展 ベルリン・マイセン巡回展に会員出品
2005年 佐賀県立有田窯業大学非常勤講師就任
2010年 現代工芸美術九州会展 青木龍山賞
2013年 日本現代工芸美術展 現代工芸本会員賞
2016年 日本現代工芸美術展・佐賀巡回展 佐賀県知事賞
2017年 日本現代工芸美術展審査員就任
現在、東京をはじめ、全国の百貨店美術画廊で作陶展を開催