聡窯日誌 vol.3 「土と汗まみれ」

ジメッとした暑い日のロクロ作業。大きい作品は土台と側面を分けて成形していきます。なんと、使用する土の重さは土台で7㎏、側面で18㎏…! 合わせて5㎏のお米5袋分。集中力と体力が奪われそうになりながらも、土を積み重ねて成形していきます。

聡彦氏は、重要無形文化財保持者である井上萬二氏のもとで、ロクロの基礎技術を2年間学びました。当時は、萬二氏に一生懸命作った茶碗の生地を見てもらっても、少しでも歪みがあれば指でチョイと壊されて、また作り直して、見てもらって、壊されて…の繰り返しだったそうです。

正確な形状・寸法を成形するための技術はもちろん、萬二氏から教わったロクロの心得が、現在の作陶に繋がっていると聡彦氏は語ります。

スタッフH.O

余談ですが、有田町にある佐賀県窯業技術センターでは、陶磁器産地の次世代を担う新しい人材の育成を目的として、研修期間6ヶ月の一般研修を行っており、令和2年度10月期の研修生募集を6月2日から開始しています。この研修では、陶磁器産業界への就業を希望される方を対象として、「ロクロ」「絵付」「製造技術」に関する技術研修を行います。

ロクロを学んでみませんか?

令和2年度一般研修10月期 研修生募集について

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