「青春白書」

大掃除に入る前に、合間を縫って作っていたカトラリーレストの原型が完成しました。シンプルであるが故に、きれいに彫っていくのは難しいのですが、私はレリーフの表現やレリーフタイルが好きなので、楽しく制作できました。

大学時代、私はロクロと絵付けがそれほど得意ではありませんでした。けして怠けているわけではなくて、むしろ真面目すぎるぐらい授業を受けていて、夏休みや冬休み、空いてる時間はずっとロクロや絵付けの練習していたのですが、なかなか成果が現れず…。特に1年生の時は、クラスメイトたちがどんどん前に進んでいくことにも焦りを感じてました。

そんな1年生の冬、「基礎造形」という授業で石膏でレリーフタイルを作る機会がありました。光と影のバランスやタイルの向きなどで表情が変わっていく……仕組みはシンプルなのに、とてもきれいなレリーフタイルに感動したことを今でも覚えています。「ロクロと絵付けはイマイチな私だけど、これは焼物で作りたい。必ず卒業制作で挑戦して結果を出そう」そう心に決めた瞬間でした。

2020年が終わる前に、すごく頑張って、苦しんで、たくさん泣いて、レリーフタイルが好きで、卒業制作にすべてをかけていたあの頃の気持ちを思い出すことができました。来年も再来年もその先も、この気持ちは忘れたくないです。

今年で最後の聡窯通信となりました。皆様 良いお年をお迎えください☆

大 堀

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