「心の余裕の中で・・・」

世界中がコロナ渦に見舞われた2020年… 誰もが、予期しない出来事の数々に翻弄された年だったと思います。個人的にも、上半期全ての展示会等が、中止や延期を余儀なくされ、秋にようやく動き出した個展や企画展も、期待の結果には至らず、外での活動は大変厳しい1年になりました。

年間の1/3を出張し、様々な催事や用件に追われていた例年に比べ、ステイホーム期間も長かった今年はそんな中でも、結果的に色んな事を考えたり試みたり、心の余裕の中でやれてきた一年だったような気がします。

以前から企画してても多忙で出来なかった新たな商品開発。 若いスタッフを中心に、幾度もみんなで議論を重ね、意見を出し合い、作家としての作品制作に加え、窯ブランドの研究開発、試験、制作、ネット強化…。

数年前から工房の環境を提供しながら応援してきた、有田で明日への希望と自らの成長を目指して、ものづくりに取り組む若者たちに対しても、落ち着いた時間の中で、指導したり夢を語ったり、幅広い経験や研修を受けさせてやれたり。

これらもまた、自分に生まれた多くの時間と、気持ちに余裕があった今年だったからこそなんだと、 今、心から嬉しく、そして有難く思う。

まだまだ、先が不透明で不安いっぱいの2021年ですが、 しっかり地に足を付け、全身全霊で一歩ずつ歩く事が出来たなら「いずれ何か付いてくるでしょ♪」ぐらいの気持ちに余裕を持ちながら過ごせる1年にしたいです。

今年も出会い関わってくれた全ての人に感謝申し上げます。

辻 聡彦

  

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