「鋳込み口の価値」

短い2月はあっという間に過ぎていき、スギ花粉と共に3月がやって来ました。花粉症の私にはとても辛い1ヶ月になりそうですが、やりたいことがたくさんあるので、どうにか乗り越えていきたいものです。

そして、2月にカトラリーレストのサンプルが焼き上がりました。”星空”はやはり、もう少し呉須を濃くしてグラデーションを効かせたいなぁと思いつつも、キレイに焼き上がってくれているので一安心。「月も彫ってみたい…」なんて突然の思いつきも起こりながらも、今は本番として制作を進めています。

成形方法や技法にもよりますが、焼き物を作っているとどうしても土の削り粉や使用しない余った土が出てしまします。焼成しても当然ながら失敗作が出てくることもあります。1個や2個なら一般ゴミで捨てられますが、そこそこ大量になると、いわゆる「産業廃棄物」となってしまいます。今回のレストは「固形鋳込」という成形方法で制作するのですが、土を型に流し込む口の部分である「鋳込み口」にも土が付着してしまうので、レストの生地と共に小さな生地が出来てしまうのです。

鋳込み口とはいえ厚みもあり生地として十分に使えます。ゴミとしてではなく、きちんと鋳込み口を「価値」のあるものとして見て、リメイクしていく意識を自然と持てるようになりたいと思います。

鋳込み口から箸置き・アクセサリーのパーツ…まだまだ山のように残っています。

大 堀

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