
(1911.9/1~1983.6/27)
初代窯主。絵の才能を買われ香蘭社図案部に入社。昭和29年聡窯を創業以来、主に上絵付けの額皿、花器などを制作。代表作に更紗紋、蕨の他、安藤広重の浮世絵東海道五十三次を描いた額皿(志田陶磁器株式会社収蔵)などがある。日展15回入選。

(1936.12/5~2004.9/29)
2代目窯主。南フランスの田園風景、エーゲの青い海、ドイツの古城や教会などヨーロッパを中心とした各国をテーマに作陶。白磁をキャンパスに線刻という独自の手法を用いる。代表作に聖、鉄仙、鷺シリーズなどがある。日展会員。

(1965.10/21~)
3代目窯主。主にグラデーションを使い、雨や日本の棚田、アメリカの大自然などをテーマに線刻の技法を用いる。広島、福岡、熊本に棚田を描いた陶板壁画を制作。日展20回入選(2016年現在)。九州山口陶磁展(02年に最高賞)など地方展で受賞。現在、全国の百貨店美術画廊にて作陶展(個展)開催。
